予防

当院では予防診療に力をいれています。健康診断、混合ワクチン接種、ノミ・マダニ・フィラリア予防をはじめ、耳掃除や爪切りなどでのご来院も歓迎です。

内科

一通りの検査を行える設備、獣医師がおります。皮膚科、耳鼻科、眼科、消化器科、腫瘍科、呼吸器科、循環器科、腎泌尿器科、歯科など、あらゆるご不安ご相談ください。

手術

当院では避妊去勢手術をはじめ、一般的な手術も対応させていただいております。当院で対応不可能な手術については、大学病院や二次病院への連携をご提案しております。

入院

入院室及び酸素室を準備しております。

初めての方へ

避妊・去勢手術、予防薬のみのご希望の方も初回は事前に診察が必要となります。

基本的には予約または来院順の診察となりますが、重症度・緊急度により順番が前後することがあります。

その他ご不明な点等ございましたらお気軽にご連絡ください。

お持ちいただくもの

過去の検査結果、ワクチン証明書(狂犬病・混合)や既往歴のわかるもの、現在飲んでいる薬がございましたらご一緒にお持ちください。

ご来院時のお願い

ねこちゃんは必ずキャリーに入れて連れてきてください。

診療の流れ

1

受付

初めての方は、受付で初診問診票をお渡ししますのでご記入をお願いいたします。

※当院では各種保険に対応した明細書を発行しております。ご希望の方は必ず受付時に保険証をご提示ください。

2

診察

まずはしっかりとお話をお聞かせください。猫の病状及び全身状態をチェックし、どのような病気が疑われるかご説明いたします。

3

検査・治療

どのような検査・治療が必要なのか、今後の治療方針をご説明いたします。
同じ病気でも治療法はいくつかある場合もあり、ご納得いただいた上での処置をさせていただきます。

4

処方・会計

治療に必要な薬を処方しましたら順番にお呼びいたします。
お会計の際、クレジットカードをご利用の際はお申しつけください。

ワクチン

子猫の時に初年度として2~3回、翌年からは基本的に年に1回のワクチン接種が推奨されます。

3種混合ワクチンにより以下の病気を予防することができます。

  • 猫ウイルス性鼻気管炎
  • 猫汎白血球減少症
  • 猫カリシウイルス感染症
5種混合ワクチンでは上記3種+以下の病気を予防することができます。
  • 猫クラミジア感染症
  • 猫白血病ウイルス感染症
猫ちゃんの生活環境を詳しくお聞きした上で、ご家族様と一緒に種類を決めて接種します。5種ワクチンは屋外に出るねこちゃんにおすすめします。
当院では3種混合ワクチンと5種混合ワクチンのどちらも常備しております。

各種予防

ノミやダニの寄生がもとで痒みや皮膚炎を引き起こします。
しっぽの付根を痒かったり、毛の根元についている黒い点々はノミのフンの可能性があります。周りの動物にうつったり、人にもうつったりしますので、うつる前に予防しましょう。

フィラリア症は蚊を通して感染する病気です。主に犬に見られる病気ですが、猫にも寄生する場合があります。
一度感染すると、主に肺動脈に寄生します。中枢神経系などにも寄生する場合もあり、麻痺や運動能力、認知能力の低下など脳に支障を来す場合もあります。
猫のフィラリア症は診断が難しく命に関わる病態になることもあるので、予防を行うことが大切です。

健康診断

ねこの診療室ココでは病気の予防や早期発見を目指しており、定期的な健康診断をおすすめいたします。

血液検査は、隠れた病気を見つけることができたり、健康な状態での数値を把握しておくことで、万が一病気になったときの基準として役立ちます。
ですが血液検査だけではわからない事もあり、レントゲン検査・超音波検査をして初めて病気が見つかる場合もございます。

特に7歳を超えたシニア期のねこちゃんや、血液検査で少し異常値があるねこちゃんは、健康そうに見えていても実は病気を抱えていることもあるため、定期的な画像検査をおすすめします。

まずは血液検査を行っていただき、その結果に基づいて画像検査を実施することで、より健康診断の精度が高まります。

避妊去勢手術

手術をすることで、女の子の場合は乳腺腫瘍の予防、子宮蓄膿症などの子宮の病気や卵巣の病気の予防につながります。
また男の子の場合は問題行動の抑制、精巣腫瘍などの予防につながります。

事前に診察に来ていただき、術前検査(血液検査・レントゲン検査など)を行うことをおすすめします。
その後手術の日程をご予約いただきます。

女の子、男の子ともに日帰りでの手術となります。術後の抜糸は不要ですが、傷のチェックのため1週間後を目安に再度ご来院いただきます。

手術の時期は、当院では女の子は生後6ヶ月以上、男の子は生後7か月以降を目安としています。

爪切り・グルーミング

爪が伸びすぎてしまうと肉球に爪が刺さってしまうことがあるため、1ヶ月に1回程度を目安に爪のお手入れをおすすめします。
またブラッシングが苦手なねこちゃんにできた毛玉をそのままにしていると、皮膚の病気になるおそれがあります。

爪切りをおうちでできないねこちゃんや、毛玉になっているねこちゃんは病院で処置をいたします。お気軽にご相談ください。